【テレビ日記】水曜日のダウンタウン(2022/09/21)【お化け屋敷・おいでやす小田】

おいでやす小田が棺桶状の箱に閉じ込められたときに閉所恐怖症からくるパニック発作を起こしたことで、物議を醸している。コンプラ的には別に問題なかったように僕には見えた。批判されている点と僕なりの反論をまとめると以下。

・閉所恐怖症の人を棺桶に閉じ込めてはいけない←本人も自身が閉所恐怖症であることを知らず今回初めて気付いたようだから仕方なかったと思う。多分ドッキリってマネージャーには話が通っているし症状が既知ならそこでストップがかかっていると思われる。閉所恐怖症「かもしれない」から閉じ込めるな、というのは流石に無理がある。今回はたまたまドッキリのターゲットだから知らずに箱に入ったけど、別に仕事によっては進んで箱に入ることもあるだろう。

・パニックに陥っている様子を笑い物にしてはいけない←別にしていないのでは？別に笑い物にするような編集もしていないしパネラーも笑ってないように見える。しばらくして浜ちゃんが笑い出すけどそれは「編集で切ればいいのになんで見せられてるの？」という笑いであって小田を笑ってるわけではない。テレビに映ってるものはなんでもお笑いだと思っているとしたら、それは思考停止だよ。

・パニックに陥っているシーンを放送するのは本人にとって酷だ←知らん。放送直前の小田本人のツイートを見る限り、別に放送されたくないようには見えない。

・小田が症状を訴えはじめてからスタッフが小田を解放し休ませるまでが遅い←まあこれはそうなのかも。スタッフとしても全く予想外の出来事だろうし最善は尽くしていたと思う。でも閉所恐怖症の可能性は予見できないわけではないのでもっと早くすることもできた気もする。

奇妙だったのは、次の2点。

①ターゲットがパニックを起こしドッキリとしては失敗に終わったのにお蔵入りにせず放送したこと。

②放送するにしてももっと短く編集すればいいのに、異様な長さを取ってその顛末を全て公開したこと。

③ドッキリの代わりに小田が普通にお化け屋敷を回る様子が放送されたこと。

①については、水ダウじゃなければ絶対お蔵入りだっただろうな。罰ゲーム講習会の回を受けて大島育宙さんがツイートしていた気がするけど、僕も『水曜日のダウンタウン』は単なるバラエティじゃなくバラエティ風社会風刺アートとして理解した方がいいと思う。今回もバラエティ的にはお蔵入りにするべきだろう。小田が過呼吸になっている様子は本当に苦しそうで、まともな感覚を持った人なら全く笑えるものではない。それでもこれを放送したのは意図があってのことだと思われる。

長くなったので一旦切ります。